★北杜市郷土資料館
 常設展「ほくと歴史の杜紀行~大自然に育まれた郷土の文化~」

★北杜市考古資料館 
 常設展「遺跡から探る北杜の歴史」
★北杜市埋蔵文化財情報WEB 開設しました。
 
https://hokuto-maibun.com/
★浅川伯教・巧兄弟資料館 
 ブログ→
http://asakawabrothers.blogspot.com/
★平田家住宅  

※令和2年4月より休館日が週2日に変わりました。詳しくは、『アクセス・利用案内』をご覧ください。
※令和元年10月1日より一般・高校生以上の入館料が210円に改定になりました。

2019年8月23日金曜日

日本遺産「星降る中部高地の縄文世界」ストーリーガイドブックがおもしろい! 【北杜市考古資料館】

日本遺産 
「星降る中部高地の縄文世界 
~数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅~」

ストーリーガイドブック 「不思議がいっぱいの 縄文の旅に出かけよう!」
長野県、山梨県の中部高地のミュージアムや、遺跡がたくさん紹介されていて、とてもおもしろいんです!
北杜市では、北杜市考古資料館、金生遺跡公園、そして梅之木遺跡公園が掲載されています。
「星降る中部高地の縄文世界」のWEBサイトよりダウンロードできますので、ぜひご覧になって、縄文の旅にお出かけください!






「星降る中部高地の縄文世界」WEBサイト  https://jomon.co/
譽田亜紀子さんのコラムもあります!
ストーリーガイドブックとリーフレット  https://jomon.co/announce/detail/4/

日本遺産については、こちら。
日本遺産ポータルサイト STORY#061「星降る中部高地の縄文世界」

2019年8月22日木曜日

8月24日(土)ギャラリートーク開催 「ワンダフル ジャーニー」【北杜市考古資料館】

8月24日(土)13:30~14:30
ギャラリートーク開催します。

共同企画展
ワンダフル ジャーニー ~星降る八ヶ岳山麓の縄文世界~
北杜市考古資料館のテーマは「土器につけられた顔」

学芸員による解説が聞けます!
通常の観覧料でご参加いただけます。(申込み不要)

こちらは7月20日(土)のギャラリートークの様子です。

ギャラリートーク 北杜市考古資料館

ワンダフルジャーニー 星降る中部高地の縄文世界





北杜市稲絵アートフェスティバル「八ヶ岳の縄文世界」

8月19日(月)北杜市稲絵アートフェスティバル見てきました!
ちょうど見ごろでした。


 かわいいチビーナスと縄文土器 くっきり浮かび上がっています!





ぜひ見に行ってくださいね。

詳しくはこちらをクリック→ 稲絵アートフェスティバル開催


「21世紀の縄文人展2019」 作家によるギャラリートーク 【北杜市考古資料館】

「21世紀の縄文人展2019」 
ギャラリートーク が開催されました。

縄文人も感性に現代人はどこまで迫れるか
~今年も八ヶ岳南麓に、21世紀の縄文人たちが現れる~

作家による解説に加えて、学芸員が縄文的な考察で作品に迫りました。















「21世紀の縄文人展」会期は8月25日(日)まで!!
入場無料です。(常設展、他の企画展を観覧の場合は観覧料が必要です)




2019年8月21日水曜日

金生遺跡ライブ「原始の記憶Vol.7」

8月17日(土)
「21世紀の縄文人展2019」関連イベント
金生遺跡ライブ「原始の記憶Vol.7」
~土の笛と世界の民族楽器による即興演奏~
が開催されました。

とても暑い日でしたが、夕方4時に始まると、どこからか風が吹き、
あたりは原始的な音色に包まれました。






2019年8月20日火曜日

縄文 巡回バスツアー東京発 3館共同企画展【北杜市考古資料館】

八ヶ岳定住自立圏共生ビジョン
資料館連携事業 共同企画展

ワンダフル ジャーニー [星降る八ヶ岳山麓の縄文世界]
関連イベント 巡回バスツアー東京発 が
8月17日(土)に行われました。

JR八王子駅からの出発
最初の見学地は北杜市明野町にある梅之木遺跡。
磨製石斧で木を切る体験をしていただきました。
さて、うまく切れたのでしょうか?

次に 北杜市考古資料館です。
まずは、日本遺産に認定された説明を聞き、


今回の企画展のコーナーへ。
土器につけられた顔を熱心にご覧になっていました。
いろんな顔があるので、おもしろいですよね。


2階の抽象文土器のコーナーも見ごたえがあります。


このあと 昼食をはさんで、井戸尻考古博物館、原村の八ヶ岳美術館へと移動となります。
皆様お疲れ様でした。

★★★受付は終了しました
9月14日(土)は名古屋発の巡回バスツアーが行われます。
まだ空きがありますので、名古屋方面、関西方面の方はぜひぜひご参加ください。
館ごとのそれぞれの学芸員の解説が聞け、オリジナルカンバッチももらえますよ。
名古屋駅 6:30集合  参加費:9,000円(小中学生は1,000円引きになります)

参加申込・問合せ: 北杜市郷土資料館 0551-32-6498 まで!

2019年8月18日日曜日

夏休みのある日の資料館


こんにちは。北杜市郷土資料館です。

先日は、北杜市の小学校に通うご兄妹と、お友達の方が資料館に遊びに来てくださいました。

皆さんが一番興味津々だったのは、1Fにある古民家の復元展示です。
この古民家は、長坂町のあたりにあった民家の一部を移築し復元しています。初めて見るものから、おじいちゃん、おばあちゃんの家で見た、という資料もありますね!



皆さんスケッチとメモを取りながら、熱心に勉強されていました。
スケッチしてみると、「なるほど」と納得することもあり、また新しい「なぜ?」との出会いもあったようです。

沢山メモを取ってくださったうちのほんの一部ですが、ご紹介します。


















     
お兄ちゃんは、以前学校の授業で見学に来てくれていました。
今回は、授業のなかで学んだことをさらに詳しく勉強することができましたね。すばらしいです!


北杜市域の民家は、室内の土間に馬屋があることが特徴です。馬屋の柵のことは、馬柵棒(ませんぼう)といいます。

















気になる昔の道具をピックアップしてまとめてくれました。
鏡台の前にあるのは、「柄鏡」です。青銅の表面に錫をメッキ加工して、人の顔が映るようになっています。江戸時代までは広くこの形の鏡が使われていました。
手で持つだけでなく、壁にかけて使うこともあったようです。
ためしに持ってもらうと、皆さん「重い!」とびっくりされていました。

「カルサン」は甲州弁で、モンペのことです。絹の着物と違って、木綿のカルサンは軽く乾きやすく、農作業に向いています。触ってみると素材の違いがよくわかりますね。
よく監察をしてスケッチをしたので、いろいろな昔の道具に気が付くことができました。


















イドコ(居間)を中心に昔の道具を調査してくれました。
囲炉裏には調理・照明・暖房など、さまざまな役割があることが分かりました。囲炉裏のあるイドコは、現代でいう居間に当たるわけですが、机が無いことに気づきました。机の代わりになるものがゼンバコです。

ゼンバコは蓋を裏返せば食事用の小さなテーブルになりますし、食後には食器入れになります。 今の食事の様子と、昔の人の食事を比較することができ、とても良い勉強になりました。


















お兄さん、お姉さんと一緒に、昔の道具をよく観察して描いてくれました。
飼葉桶や馬柱棒などは、難しい名前をしっかり覚えられましたね。
馬のえさを用意するのは子供たちの仕事であったという話をすると、
「お世話が大変そうだけど馬と暮らしてみたい」と言ってくれました。

おうちの方に勉強したばかりの民具の名前を教えたり、資料館のスタッフに質問をしたりしながら、楽しく学んでいただけたのではないでしょうか。
とても賑やかな日でした。

まだまだ夏休みは続きます。
自由研究を終わらせていない方、ぜひ資料館に遊びに来てくださいね!


2019年8月15日木曜日

展示資料 貸出中! なじょもん(農と縄文の体験実習館) 【北杜市考古資料館】 (返却済)

今朝、水煙文土器が新潟県の津南町にある「なじょもん」へ出発しました。
北杜市考古資料館に戻ってくるのは、11月末になります。
しばらくこちらでは見れませんが、津南町のお近くの方や、おいでの方は、ぜひ見に行ってくださいね。


●水煙把手付深鉢形土器
 津金御所前遺跡(須玉町下津金)
 縄文中期・曽利I式期(4,400年前) 

円やS字を描きながら口縁部を大きく超えて水煙のように立ち上がる大型装飾把手。
躍動感あふれるフォルムは、縄文芸術の粋といえるでしょう。



昭和56(1981年)津金御所前遺跡3号住居址から出土しました。
八ヶ岳南麓初の曽利I式住居址の発見だったのです。


もう一つの土器と重なるように横たわった状態で出土しました。
(写真は須玉町埋蔵文化財報告書第4集「津金御所前遺跡」より転載)


不思議、水煙の中から・・・
見る角度によって、顔にも見えませんか?


 今回はこの水煙把手付深鉢形土器と同じ津金御所前遺跡の5号住居址から出土した、出産文土器のレプリカも一緒に展示されます。

★なじょもん(農と縄文の体験実習館)
 https://www.najomon.com/page_kikaku/index.php?id=1565179949

なじょもんホームページより転載



2019年11月28日返却され、常設展示しています。
 
 


 

2019年8月14日水曜日

夏休みこども体験教室「石製耳飾りで作るペンダント」【北杜市考古資料館】

先日、北杜市考古資料館で 第2回 夏休みこども体験教室、
「石製耳飾りで作るペンダント」を開催しました。

「玦状(けつじょう)耳飾り」という、ドーナツ型の一部に切れ目をいれた形の耳飾りをペンダントにします。
円形、楕円形、または三角形に近いものもあります。

まずは、滑石に作りたい形をマジックで描きます。


そして、棒やすりを使って粗削り。
角を削っていきます。


真ん中に穴を開けて・・・
この時、力を入れすぎると割れてしまうので、要注意です!


切れ目を入れます。


丸みをもたせるように紙やすりで削っていきます。
根気のいる作業です。がんばって~!


仕上げに耐水紙やすり、クレンザーで磨けば、できあがりです!
ひもにカラフルなウッドビーズをいれてネックレスにしましょう!







みんな、よくがんばりました!
お兄ちゃんや、お姉ちゃんは、妹さんにやさしく教えたり、
とても仲良く楽しい時間でした。
ありがとうございました!

2019年8月10日土曜日

展示資料 貸出中! 九州国立博物館【北杜市考古資料館】 (返却済)

2点の土器が九州国立博物館へ出発しました。
北杜市考古資料館に戻ってくるのは来年1月になります。
しばらくこちらでは会えませんが、福岡県太宰府市のお近くの方や、おいでの方は、ぜひ会いに行ってくださいね。


①顔面把手付土器(出産文土器)
 竹宇1遺跡(白州町白須)
 縄文中期前半(約4,500年前)


 住居の覆土中に横たわるように完形で出土しました。
胴部が大きく膨れた様は、妊娠した女性を思わせます。




 ていねいに梱包して、陸送と船便で九州へと向かいます。



             最大高さ(頭部含む)   57.6cm
             口縁部までの高さ     47.6cm
             最大径           36.8cm
             底面径           15.2cm




 ②人面装飾付土器
  寺所第2遺跡(大泉町西井出)
  縄文中期・藤内式期(約4600年前)  


口縁部に顔、胴部に抽象文。
横一文字に引かれた沈線で口がつけられています。

2020年5月28日返却され、常設展示しています。

★九州国立博物館
 「縄文王国やまなし」
 会期: 2019年10月29日(火)~12月22日(日)
 https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre160.html