★北杜市郷土資料館
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※令和2年4月より休館日が週2日に変わりました。詳しくは、『アクセス・利用案内』をご覧ください。
※令和元年10月1日より一般・高校生以上の入館料が210円に改定になりました。

2019年8月18日日曜日

夏休みのある日の資料館


こんにちは。北杜市郷土資料館です。

先日は、北杜市の小学校に通うご兄妹と、お友達の方が資料館に遊びに来てくださいました。

皆さんが一番興味津々だったのは、1Fにある古民家の復元展示です。
この古民家は、長坂町のあたりにあった民家の一部を移築し復元しています。初めて見るものから、おじいちゃん、おばあちゃんの家で見た、という資料もありますね!



皆さんスケッチとメモを取りながら、熱心に勉強されていました。
スケッチしてみると、「なるほど」と納得することもあり、また新しい「なぜ?」との出会いもあったようです。

沢山メモを取ってくださったうちのほんの一部ですが、ご紹介します。


















     
お兄ちゃんは、以前学校の授業で見学に来てくれていました。
今回は、授業のなかで学んだことをさらに詳しく勉強することができましたね。すばらしいです!


北杜市域の民家は、室内の土間に馬屋があることが特徴です。馬屋の柵のことは、馬柵棒(ませんぼう)といいます。

















気になる昔の道具をピックアップしてまとめてくれました。
鏡台の前にあるのは、「柄鏡」です。青銅の表面に錫をメッキ加工して、人の顔が映るようになっています。江戸時代までは広くこの形の鏡が使われていました。
手で持つだけでなく、壁にかけて使うこともあったようです。
ためしに持ってもらうと、皆さん「重い!」とびっくりされていました。

「カルサン」は甲州弁で、モンペのことです。絹の着物と違って、木綿のカルサンは軽く乾きやすく、農作業に向いています。触ってみると素材の違いがよくわかりますね。
よく監察をしてスケッチをしたので、いろいろな昔の道具に気が付くことができました。


















イドコ(居間)を中心に昔の道具を調査してくれました。
囲炉裏には調理・照明・暖房など、さまざまな役割があることが分かりました。囲炉裏のあるイドコは、現代でいう居間に当たるわけですが、机が無いことに気づきました。机の代わりになるものがゼンバコです。

ゼンバコは蓋を裏返せば食事用の小さなテーブルになりますし、食後には食器入れになります。 今の食事の様子と、昔の人の食事を比較することができ、とても良い勉強になりました。


















お兄さん、お姉さんと一緒に、昔の道具をよく観察して描いてくれました。
飼葉桶や馬柱棒などは、難しい名前をしっかり覚えられましたね。
馬のえさを用意するのは子供たちの仕事であったという話をすると、
「お世話が大変そうだけど馬と暮らしてみたい」と言ってくれました。

おうちの方に勉強したばかりの民具の名前を教えたり、資料館のスタッフに質問をしたりしながら、楽しく学んでいただけたのではないでしょうか。
とても賑やかな日でした。

まだまだ夏休みは続きます。
自由研究を終わらせていない方、ぜひ資料館に遊びに来てくださいね!