★北杜市郷土資料館
 常設展「ほくと歴史の杜紀行~大自然に育まれた郷土の文化~」

★北杜市考古資料館 
 常設展「遺跡から探る北杜の歴史」
★北杜市埋蔵文化財情報WEB 開設しました。
 
https://hokuto-maibun.com/
★浅川伯教・巧兄弟資料館 
 ブログ→
http://asakawabrothers.blogspot.com/
★平田家住宅  

※令和2年4月より休館日が週2日に変わりました。詳しくは、『アクセス・利用案内』をご覧ください。
※令和元年10月1日より一般・高校生以上の入館料が210円に改定になりました。

2018年10月27日土曜日

「災禍の記憶」山梨日日新聞より

先日の山梨日日新聞に「災禍の記憶 山梨 そのとき空は・・・大気は・・・」と題し、
1943年(昭和18)9月の「押(お)ん出し」について記事が掲載されました。
今では観光地となっている”三分一湧水”を土石流が埋めてしまい、近隣には大きな被害がでました。
1898年(明治31)におきた「山津波」のことも書かれています。

今回の記事には掲載されていませんが、北杜市では、1959年(昭和34)と、1982年(昭和57)には、釜無川流域で大きな被害がありました。

今年の台風では道路に土砂流入があったり、河川付近で小規模の崩落が起きたり。
一時的に非難をされたご家族もいらっしゃいました。
舗装道路に亀裂が入り、今もなお通行できないようなところもあります。

過去の災害を知ることも今後の防災につながるのではないでしょうか。

 
北杜市郷土資料館発行の冊子です。
過去の災害の記録を掲載しています。
 
1冊 300円
北杜市郷土資料館受付にお問い合わせください。
 
 
北杜市郷土資料館
電話:0551-32-6498
FAX:0551-32-6497

2018年10月26日金曜日

北杜市立白州中学校1年生 総合学習

昨日(10月25日)、北杜市立白州中学校1年生18名が、”総合学習”のため来館しました。


 
熱心にメモをとっている生徒さんたち
どんなテーマで学習を進めていくのかな??
 
 

2018年10月25日木曜日

団体見学

空の青さが一段と濃くなり、山の紅葉も日に日に進んでいます。
秋の行楽の季節になり、北杜市を訪れる方々も増えてきているようです。

10月17日(水)には、2組の団体さんが北杜市考古資料館に来館してくださいました。
午前中に来てくださったのは、大月市宮谷老人会のみなさまです。



昨日は、石和温泉にお泊りなられたとのこと。
みなさん、とてもお元気で楽しそうにご見学されていました。
お住いの近くの遺跡を毎日お掃除されていると話された方もいらっしゃいました。

午後からは、富山市北代(きただい)縄文広場のみなさまが来館してくださいました。



北陸地方との違いなど話されながら見学をされていました。
 
 
北杜市考古資料館では、随時、団体見学の受け入れをしています。
事前にご連絡をくださると、担当職員の解説が可能となります。
資料館に隣接しています”谷戸城跡”や近くの”金生遺跡”の解説も行っております。
詳しいことは、北杜市考古資料館または、北杜市郷土資料館までお問い合わせください。
 
北杜市考古資料館
         電話:0551-32-6498
 
北杜市郷土資料館
   電話:0551-32-6498
        FAX:0551-32-6497
 

 

2018年10月23日火曜日

講演会「埋められたモノ‐縄文人の埋納行為‐」参加者募集のおしらせ

北杜市考古資料館企画展「縄文人が埋めたモノ」関連事業のお知らせです。

来る11月23日(金・祝)に、講演会を行います。

「埋められたモノ‐縄文人の埋納行為‐」と題し、北杜市教育委員会の佐野隆(北杜市埋蔵文化財センター)が講師をつとめます。

事前のお申し込みが必要となります。
詳細は、下記をごらんください。(企画展チラシにも掲載しています)

(画像をクリックすると大きくなります)
 
 
 
講演会詳細
日時:平成30年11月23日(金・祝)午後1時30分~
会場:北杜市考古資料館
      北杜市大泉町谷戸2414
定員:先着30名
参加料:無料(館内ご見学の方は観覧料をいただきます)
お申込み方法
   北杜市考古資料館受付へお越しになるか、お電話でお申し込みください。
    電話番号:0551-20-5505
 
 
下の写真は先日(10月21日)行われましたギャラリートークの様子です。
ギャラリートークは11月17日(土)、12月22日(土)、1月20日(日)も行います。
時間はいずれも午後1時30分からです。
 

 


2018年10月20日土曜日

「縄文人が埋めたモノ」開催しています

本日初日を迎えました。







 
今回の展示では、縄文時代の人々が、何らかの意図をもって地中に埋めたものを紹介し、埋めた理由や背景について考えていきます。
 
会期中には、講演会や講座も開催いたします。
こちらのブログでもご案内させていただきます。
 
         
 
 
10月21日(日)午後1時30分よりギャラリートークを行います。
お申し込みは不要です。
通常の観覧料でご参加いただけます。
 
 
「縄文人が埋めたモノ」
会期:平成30年10月20日(土)~平成31年1月27日(日)
会場:北杜市考古資料館
      山梨県北杜市大泉町谷戸2414
開館時間:9:00~17:00(ただし入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(休日を除く)、休日の翌日、12月28日~1月4日
観覧料:一般・高校生以上200円(100円)、小中学生100円(50円)
       (  )内は20名以上の団体料金
 
お問合せ:北杜市考古資料館 電話:0551-20-5505
 

2018年10月8日月曜日

収穫の秋(古代米)

晴天の下、稲刈りをしました。

6月から、北杜市考古資料館で大事に大事に育ててきました”古代米”の稲刈りをしました。




どのくらいの収穫があるのでしょうか?(期待薄ですが・・・)
 
本来ならば、稲架(はさ)かけをして・・・となる予定ですが、スズメさんにもっていかれそうなので、
室内干しを選択しました。
 
 
谷戸城跡北側のサクラの葉が色づいてきました。
 

2018年10月7日日曜日

「長坂三ヶ区の札番・水番制度」が、山梨県無形民俗文化財に指定されました

 北杜市長坂町長坂上条、長坂下条、渋沢の3地区にある水利組合の、永年にわたって実施してきた農業用水の維持・管理の仕組み「札番・水番制度」が、山梨県無形民俗文化財に指定されました。
 長坂町内の3地区では、水田にひく農業用水を三分一湧水、女取湧水、八右衛門出口の3ヵ所で取水し、用水堰で各地区に引水しています。
 「水番」とは堰を清掃し、維持管理する役目です。「札番」は漏水等を監視するための見張役です。3地区では、農業用水を確保するために、用水堰を維持管理し、堰を見回るための仕組みをつくり、3地区全体で受け継いできました。
 こうした水利のための仕組みがいつから始まったか、正確なことは分かっていませんが、三分一湧水が江戸時代初めには利用されていたことから、「札番・水番」の仕組みも同じ頃から行われていたと推測されます。
 総延長10kmにも及ぶ用水堰を維持管理するのは大変な作業です。江戸時代の初めから400年にわたり3地区全体で保持されてきた「札番・水番」は、地域の歴史を象徴する無形民俗です。
(広報ほくと10月号より引用)
 
 
三分一湧水
真ん中の水路(写真中央から右下に流れている)が、長坂三ヶ区へ流れていきます。
 
 
ほくと、もっと知りたい!!BOOKLET5「三分一の本」の中でも紹介しています。
「三分一の本」は、北杜市郷土資料館にて販売しています。
1冊 ¥200(A5判モノクロ)
販売物につきましては、こちらをごらんください。
郵送でのご購入もできます。

 


2018年10月5日金曜日

全国史跡連絡協議会 山梨大会

10月4日(木)、全国史跡連絡協議会が方々が、北杜市などの史跡を見学されました。
最初に、北杜市考古資料館内を見学されました。

八ヶ岳定住自立圏共生ビジョン資料館連携事業 三館共同企画展「一、二、三、四 縄文ライフ」の展示解説です。
長野(富士見町、原村)と山梨(北杜市)の県の境をとった企画展も今年で3年目になります。

 北杜市を代表する”津金御所前遺跡の顔面把手付深鉢”
国史跡”金生遺跡1号配石”
国史跡”谷戸城跡”ガイダンス展示
 
 
 
次に国史跡谷戸城跡を見学されました。
 


 一の郭虎口
 一の郭跡

二の郭跡
 
このあと、国史跡梅之木遺跡を見学され、昼食をはさんで南アルプス市へ移動されました。
 

2018年10月4日木曜日

ふるさと講座「廃線さんぽ1」(日野春駅から穴山駅)

9月22日(土)、北杜市郷土資料館企画展「北杜に汽笛が響いた日―やってきた鉄道と近代化―」関連事業「廃線さんぽ1」を実施しました。
当日は、雨の予報でしたが、雲間から青空がのぞき初秋の風を感じながらの講座となりました。

日野春駅からスタート
 
 












日野春駅には蒸気機関車用の給水塔が残っています。
 












日野春駅見学中に2017年12月デビューの”新型スーパーあずさ”が通過していきました。
蒸気機関車時代の給水塔と現代の車両の組み合わせは、不思議と心を惹かれます。
 
蒸気機関車が使った石炭の燃え残しを地域の人々が拾いに行き、再活用をしていたというお話をバスの運転手さんから聞くことができました。
 

いよいよ廃線ルートを歩きます。
朽ちた枕木を見つけました。
蒸気機関車が通っていた時代に思いを馳せながら、切通しの底を進みます。
 
こちらは田んぼの脇に置かれていた枕木。
この枕木には、割れ防止の丸い金輪が打ち込んであります。
 
 
足元にある廃線のなごりを見つけながら、歩きます。
 
田んぼの向こうに見える土手が廃線跡です。
 
 
 参加者は、講師の話に驚いたり感心したり。
講師の話もなめらかに、そして、熱く語られています。
 
 
古いレールを再利用したパイプラインが通っています。
このようにレールの再利用は各地で見ることができます。
(例:駅ホームの柱など)
レールの刻印を見ることで、製造された年はもちろんのこと、製造された国もわかります。
 
 
 
【ちょっと寄り道】
野生のホップをみつけました














ホップ(ビールの原料)は、昭和前期に北杜市域でさかんに栽培されていました。

 
柵として再活用されているレールと、信号ケーブル標識跡。
この農道がかつて線路だったことを偲ばせてくれます。



穴山駅付近までやってきました。
穴山駅も電化前は長坂駅とおなじようにスイッチバックの駅でした。

明治、大正、昭和と三代にわたって増築された珍しいトンネルを通ります。

煉瓦造りのトンネルを見下ろせるところまでやってきました。
長い煉瓦と短い煉瓦の層を交互に積む方法は、イギリス式といいます。
鉄道のトンネルや橋などに多くみられます。


穴山駅に到着!

明治37年に中央線が通ってから、路線の変更や、蒸気機関車やディーゼル車、電車への移行など、長い歴史を経て今に至る鉄道について多く学ぶことができました。


次回の「廃線さんぽ2」は、小淵沢駅から長野県の信濃境駅までを予定しています。
参加お申し込みは、10月18日(木)より開始いたします。
お申し込みは、北杜市郷土資料館まで。
電話:0551-32-6498   FAX:0551-32-6497


企画展「北杜に汽笛が響いた日―やってきた鉄道と近代化―」は、12月24日(月・祝)まで開催しております。
会期中、毎週日曜日の午後1時から、企画展示室内にて鉄道模型走行を行っています。

みなさまのご来館をお待ち申し上げます。