企画展「黒き星のかけら ~黒曜石と八ヶ岳山麓の縄文世界~」
学芸員によるギャラリートークが開催されました。
長野県の黒曜石の原産地には、星糞峠や星ヶ塔など星のつく地名が残されています。
昔の人々は黒く美しく輝く黒曜石を空から降り積もった星のかけらだと信じていました。
中部高地は、縄文時代の遺跡数が多く、その装飾性や象徴性豊かな土器群から縄文文化が最も華開いた地域として知られています。
八ヶ岳南麓に住んだ縄文人たちは、積極的に黒曜石を利用していただけなく、遠方へ供給する中継者の役割を果たしていました。さらには、自らが原産地に出向き、黒曜石の採掘を行っていた可能性があります!
どこの産地のもので?どんなルートで?時代により違うの?
実際に黒曜石に触ってみて、思いを馳せてみましょう。
今後のギャラリートークは、
12月14日(土) 13:30~14:30
令和2年1月19日(日)13:30~14:30
ぜひご参加ください!
入館料のみ、申込み不要です。