★北杜市郷土資料館
 常設展「ほくと歴史の杜紀行~大自然に育まれた郷土の文化~」

★北杜市考古資料館 
 常設展「遺跡から探る北杜の歴史」
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https://hokuto-maibun.com/
★浅川伯教・巧兄弟資料館 
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★平田家住宅  

※令和2年4月より休館日が週2日に変わりました。詳しくは、『アクセス・利用案内』をご覧ください。
※令和元年10月1日より一般・高校生以上の入館料が210円に改定になりました。

2019年5月10日金曜日

ホップの棚をかけました!!





郷土資料館玄関前の花壇では、春の暖かい陽を浴びてホップがすくすくと成長しています。

ホップはビールの原材料となるクワ科のツル植物です。
ホップ栽培の本場であるドイツに気候が似ている八ヶ岳南麓では、
ホップ栽培の適地として見いだされ、大正8年にキリンビールの試験栽培場ができたことをきっかけに、北杜市内でも栽培が始まりました。

かつては農家の熱心な取り組みにより、収穫量日本一を達成し、
農林大臣賞をするまでになったホップ栽培も、平成初期に終息を迎えます。

しかし、ホップが市内から姿を消してから久しい平成23年、
新たな動きが北杜市のなかで起こりました。
北杜のホップで地ビールを作ろうと、ホップ栽培が再開されたのです。

近年注目が集まっている北杜市の地ビールと、郷土資料館のホップの成長にご期待ください!


●信州早生種
 深い緑色をしています。
 現時点では、かいこがねよりも50cmほど小さいです。
 今後の成長が楽しみです。



●かいごがね
 成長途中で葉が黄色くなる特色があります。
 比較すると、その様子がはっきりわかります。
 比較対象の緑の葉もかいこがねです。




かいこがねは、長坂町で見つかった突然変異株です。
それまでのホップよりも毬花は小型ですが、着花密度が高く、
多くの収穫量が見込める優秀性を持ちます。
「甲斐」で見つかった「黄金」色のホップということで、この名が付きました。

現在も「かいこがね」は東北を中心に栽培され、国産のビールに使用されています。


ぜひ郷土資料館まで、ホップの成長を見に来てくださいね!




北杜市郷土資料館
開館時間:9:00~17:00(ただし入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(休日を除く)
        休日の翌日(日曜日または休日を除く)
 観覧料:一般・高校以上 200円(100円)  小中学生 100円(50円)
         *( )内は20名以上の団体料金
会場:北杜市郷土資料館
      ☎ 0551-32-6498   FAX  0551-32-6497
                〒408-0036      北杜市長坂町中丸1996-2