写真は、北杜市郷土資料館1階の民家展示室のひなかざりの様子です。
こちらは、新しく展示をしている御殿飾りです。
御殿飾りは、昭和の時代に関西方面で見られた”おひなさま”です。
関西では、御殿と人形が飾られていたようですが、この”ひなかざり”には、お道具もあります。
昭和30年代になると、東日本にも御殿飾りが普及します。
関東では、御殿と人形とお道具を段飾りにしました。
このひなかざりのお道具は段飾りだったのではないかと想像します。
*昭和30年代生まれの筆者宅のひなかざりは御殿と人形とお道具を3段か4段に飾った記憶があります
このおひなさまの表情がとってもステキなんです。
宴を楽しんでいる様子がうかがえます。
ぜひ、ご来館いただき、近くでごらんください。
北杜市郷土資料館の”ひなかざり”は、4月中旬まで展示をしています。
開館時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日、3/22 *カレンダー(クリック)
観覧料:一般・高校生以上200円/小中学生100円
*20名以上の団体は半額
お問合せ:北杜市郷土資料館
☎ 0551-32-6498 FAX 0551-32-6497
〒408-0036 山梨県北杜市長坂町中丸1996-2
おしらせ
開催中 収蔵資料展「わら-藁-の道具」は、3月10日(日)までです。
3月23日(土)より「清春の桜 -岸田夏子とふるさとの記憶-」を開催いたします。