6月1日にリニューアルオープンされた十日町市博物館に行ってきました。
秋季企画展「縄文の遺産 -雪降る縄文と星降る縄文の競演ー」
新潟県と長野・山梨県では、それぞれ縄文をテーマとしたストーリー、「なんだ、コレは!信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化」と、「星降る中部高地の縄文世界ー数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅ー」が日本遺産の認定を受けており、今回の企画展はその両方をご紹介する形となっていました。
当館の土器土偶、そしてヒスイ珠が展示されています。
いつも北杜市考古資料館で見ている土偶たちですが、
他館の土偶と並べて見るとまた違った発見があります。
右が当館所蔵、津金御所前遺跡の水煙文土器
左が井戸尻考古館所蔵、曽利遺跡の水煙渦巻文深鉢
こうして比べて見ることがあまりないので、
似ている所とそうでない所を見つけるのが面白いですね。
右が当館所蔵の深鉢形土器です。
長野県、山梨県から出土したヒスイ珠
雪降る縄文
星降る縄文
国宝の火焔型土器は、ひとつではありません。
国宝・新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器(57点)の中にいくつかの火焔型土器、王冠型土器が含まれているのです。
常設展に行ってみましょう!
国宝に指定されていない火焔型土器も多数あります。
バーチャル(仮想現実)で縄文服を着た自分の分身が縄文の生活をするなど、大人から子どもまで楽しめる施設となっていました!
会期もあと1ヶ月ほどありますので、ぜひぜひ足をお運びください!
十日町市博物館
秋季企画展「縄文の遺産 -雪降る縄文と星降る縄文の競演ー」