★北杜市郷土資料館
 常設展「ほくと歴史の杜紀行~大自然に育まれた郷土の文化~」

★北杜市考古資料館 
 常設展「遺跡から探る北杜の歴史」
★北杜市埋蔵文化財情報WEB 開設しました。
 
https://hokuto-maibun.com/
★浅川伯教・巧兄弟資料館 
 ブログ→
http://asakawabrothers.blogspot.com/
★平田家住宅  

※令和2年4月より休館日が週2日に変わりました。詳しくは、『アクセス・利用案内』をご覧ください。
※令和元年10月1日より一般・高校生以上の入館料が210円に改定になりました。

2019年12月11日水曜日

縄文ZINE Channel「 竪穴住居探訪第一回、梅之木遺跡で火を熾す」 【北杜市考古資料館】



https://www.youtube.com/watch?v=CaU3brQL8rc&feature=youtu.be
(縄文ZINE Channnel)

フリーペーパー「縄文ZINE」さんが最近Youtubeを始められて、
その竪穴住居探訪の第一回目が、「梅之木遺跡で火を熾す」!

動画の火熾しは、「キリモミ(錐揉み)式」という、細長い棒を板に立てて、両手で挟み、下に押さえつけるようにして回転させる方法です。熟練者なら10秒ほどで火種をつくることができるようですが・・・現代の縄文人さんは火を熾す機会があまりないのかもしれないですね (^_^;)

火の熾し方にはいろいろあって、今回のような回転摩擦による発火では、二人で火を熾すヒモギリ(紐錐)式や、弓を使うユミギリ(弓錐)式などがあります。
このユミギリ式、木の棒に弓の弦を1~2回巻き付け、弓を前後に動かし回転させ火を熾します。これなら一人で、熟練者なら3秒~8秒で火種ができるようなので早いですね。

火種ができたら、大きくグルグル回して空気を送るとさらに火が付きやすくなります。
火種を大切にしているところ素敵でしたね。

火熾しに興味が湧いてきたでしょうか?
火熾しをするときは、まわりに何もない野外でしましょう。

梅之木遺跡では、縄文時代の道具と技法、素材にこだわり、民族事例を参考にして竪穴住居を復元しています。
ぜひお越しください!