本年度は、”山梨の土偶をみる旅”と題し、2回行ないました。
*1回目は、11月14日実施→そのときの様子はこちらをごらんください
2回目の12月12日(土)は、晴天に恵まれました。
最初に訪れたのは、笛吹市御坂町の桂野(かつらの)遺跡です。
こちらの遺跡では、後に”みさかっぱ””ヤッホー”と愛称のついた土偶が出土しました。
次は、釈迦堂遺跡博物館に。
特別展「縄文人と動物たち」が開催されていました。
北杜市内で発掘されたイノシシやサンショウウオが施された土器も展示されていました。
(「縄文人と動物たち」は12月14日(月)までの展示です)
釈迦堂遺跡群からは、1000個以上の土偶が出土しています。
出土数も多いのですが、いろいろな形態の土偶が出土しています。
釈迦堂遺跡博物館には、国の重要文化財に指定されている
土偶、土器、土製品が、たくさん展示・保存されています。
午後からは、韮崎市に移動しました。
韮崎市穂坂町の女夫石(めおといし)遺跡、韮崎市藤井町の後田(うしろだ)遺跡とまわり、
韮崎市民俗資料館を見学しました。
仮面土偶”ウーラ”(後田遺跡)と”にらみん”(石之坪遺跡)と対面できました。
資料館に隣接している”蔵屋敷”では、「花子とアン」のロケが行われ、
放送が終了した今でもたくさんの来訪者がいます。
次は、韮崎市藤井町の坂井遺跡に行きました。
坂井遺跡は、戦前戦後にわたり発掘調査が行われ、
全国的にも著名な遺跡となりました。
縄文中期から弥生時代までの50点以上の土偶が出土しています。
今年度の「ふるさと講座」は、今回で終了しました。
たくさんのみなさんにご参加いただき、心よりお礼を申し上げます。
来年度も、企画展に合わせて、「ふるさと講座」を実施いたします。
詳細が決まり次第、こちらのブログでもお知らせいたします。
釈迦堂遺跡博物館HP →こちらをクリック
韮崎市民俗資料館ブログ「にらみんのお散歩日記」 →こちらをクリック