こんにちは。
少し旬を過ぎた感が否めませんが、郷土資料館でこの7・8月に実施したイベントについて振り返ってみようと思います。
7月は、藍染体験を行いました。
まず上旬には今年育てた藍を収穫し、来年度のための乾燥葉を作りました。
藍は横方向にも茎が伸びるため、収穫時期には畑に緑の小山が出現します。
かわいい。
これを参加者の皆様で収穫、葉のみを1ヶ月以上乾燥させました。
猛暑の今年は乾燥も順調だった気がします。
下旬には、いよいよ藍染めです。
今回は、化学薬品を用いた方法で作業を行いました。
いずれは昔ながらの染め方にもチャレンジしたいのですが・・・
8月9日には、夏休みの子ども体験教室としてボロ織り(裂織り)体験を行いました。
ボロ織りとは、使わなくなった布を細く裂き、新たに布として織り直す伝統的な織物の技術です。
北杜市のみならず、江戸時代には全国で広く行われていたようです。
今年も講師として、小淵沢でボロ織りの活動を続ける「筬(おさ)の会」の皆様にご協力いただきました。
「リジット機」という簡易的な機織り機で織っていきます。
お昼を挟んだ地道な作業だったのですが、皆様の個性が光る作品が出来上がりました。
お昼休憩を早めに切り上げて作業に没頭するお子さんもいてびっくりです。
夏の思い出になったかな?