【豊田市博物館 開館記念展「旅するジョウモンさん…5千年前の落とし物…」】
当館所蔵の土器 4点が貸出中です。
山梨県北杜市が管理運営をしている4つの資料館のブログです。 ●北杜市郷土資料館 ●北杜市考古資料館 ●浅川伯教・巧兄弟資料館/ほくと先人室 ●平田家住宅
【豊田市博物館 開館記念展「旅するジョウモンさん…5千年前の落とし物…」】
当館所蔵の土器 4点が貸出中です。
【山梨県立考古博物館 特別展「縄文時代の不思議な道具」】
当館所蔵の遺物 約83点が貸出中です。(画像はその一部です)
【釈迦堂遺跡博物館 企画展「やまなし土偶探訪」】
当館所蔵の土偶約80点が貸出中です。(画像はその一部です)
市制20周年記念企画展
「遺跡の宝庫 北杜 ~20年の発掘調査成果~」
この20年の間、大規模な発掘調査が行われ、新たな発見が相次ぎました。20年間の発掘調査を豊富な資料とともに紹介します。
昨年今年と発掘調査した話題の垈場遺跡の遺物、出産土偶、顔面把手や顔面把手付土器も展示しています。
この機会にぜひご覧ください。
会期:9月14日(土)~ 12月1日(日)
会場:北杜市考古資料館
主な展示物:
●縄文時代
垈場遺跡(武川町)、板橋遺跡(白州町)、堰口遺跡(白州町)、竹宇1遺跡(白州町)、南沢遺跡(白州町)、諏訪原遺跡(明野町)、上原遺跡(明野町) ほか
●弥生・古墳時代
頭無A遺跡(長坂町)、中原遺跡(高根町)、西久保遺跡(高根町)、神の前B遺跡(高根町)
●奈良・平安時代
一道下遺跡(須玉町)、上原遺跡(明野町)、梅之木遺跡(明野町)、西久保B遺跡(武川町)
●中世・近世
屋代氏館跡(明野町)、馬場氏屋敷跡(白州町)
こんにちは。
夏はイベント目白押しの資料館ですが、8月4日、郷土資料館にて「ボロ織り教室」を開催しました。
まず「“ボロ織り”とは何ぞや?」と思われる方のためにちょこっと説明します。
ボロ織りは裂き織りともいい、使わなくなった布製品を紐状の布切れに裂いて新たに布を織ることです。
この布で、昔の人は着物やこたつがけを作っていたようです。
簡単に言うと昔ながらのリサイクルなのです。
さて、北杜市内ではボロ織りの技術を受け継ぐ「筬(おさ)の会」という団体が、日々精力的にご活動されています。
「筬」とは、縦糸を通す櫛のような形の道具のこと。
今回の体験教室はそんな筬の会のメンバーに講師をしていただきました。
今回参加者の皆さんに体験していただいたのは、横糸となる布切れを織っていく作業でした。
果たしてどんな仕上がりになるのでしょうか・・・?
大人も子供も一所懸命です。
途中で昼食休憩を挟んだのですが、食事を終えるやいなやすぐ作業に戻られた方もいらっしゃったとか。
その集中力・・・練り上げられている。
至高の領域に近い。
そうして続々と作品が出来上がっていきます。
(縦糸が長すぎて切り上げざるを得なくなった方もいらっしゃいました。大変申し訳ありません!)
織り上がる度に感嘆の声が上がっていましたね。
使い古された布から織られたとは思えない出来栄えです。
ご参加いただいた皆様、そして講師を努めてくださった筬の会の皆様、ありがとうございました!